ファームの復帰登板でも躍動感あふれるパフォーマンスを示した石井(C)産経新聞社 あの頼もしい男が戦列に帰ってくる。 阪神…

ファームの復帰登板でも躍動感あふれるパフォーマンスを示した石井(C)産経新聞社
あの頼もしい男が戦列に帰ってくる。
阪神の救援エース、右の石井大智は6月29日のウエスタン・リーグ中日戦(SGL)で実戦復帰。
2-1の8回に2番手でマウンドに上がると森駿太には低めのシンカーで空振り三振、続く山浅龍之介には151キロのストレートで空振り三振、最後は濱将乃介には低めのフォークで3者連続、3球で三振に仕留める「イマキュレートイニング」を達成。直球も150キロ超えと元気な姿を見せ、応援に駆けつけたファンからも大歓声となった。
6月6日のオリックス戦(甲子園)で頭部死球を受け、離脱。「脳振とう特例措置」により抹消となっていた。
今季は開幕からブルペンを支え、24試合に登板、防御率0.36、3セーブ、17ホールド、24.2回を投げ、与四球わずか4と無類の安定感を発揮していただけに、石井を欠いた後のチームは苦しんだ。交流戦では7連敗を喫するなど、強みだった救援陣が一気に崩れたことも大きく話題を集めた。
現在首位を走るチームでは勝負の夏場に向け、ブルペン再整備の必要性が浮上しており、石井の合流は何よりもの朗報になりそうだ。
NPBの脳振とうプログラムは順調に消化していることが伝えられるなど、今後の調整が注目される。
ファームでも投げ始めたことで、ファンの間からは「いよいよ、1軍に戻ってくるか」「期待してます!」「やはり、モノが違う」という声とともに、頭部死球の後遺症を心配する声も多く上がる。「命が無事だっただけで本当に嬉しい」「とにかく無事だったことが本当に嬉しい」「しっかり準備をしてから復帰してほしい」など、無理をしないで欲しいと案じる声も多くある。
いずれにせよ、石井の力がチームに求められていることは間違いない。剛腕の動向が引き続き、注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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