◇米国男子◇ロケットクラシック 最終日(29日)◇デトロイトGC(ミシガン州)◇7370yd(パー72)米ツアー本格参…

PGAツアーNo.1飛ばし屋の14本とは(Raj Mehta/Getty Images)

◇米国男子◇ロケットクラシック 最終日(29日)◇デトロイトGC(ミシガン州)◇7370yd(パー72)

米ツアー本格参戦1年目の20歳、アルドリッチ・ポットギーター(南アフリカ)が初優勝を果たした。最終日は首位から6バーディ、3ボギー「69」でプレー。通算22アンダーで並んだマックス・グレイサーマンクリス・カークとの5ホールにも及ぶプレーオフを制した。

本大会を迎えるまでは、今季13試合に出場し9試合で予選落ち。6位に入った5月「チャールズ・シュワブチャレンジ」以来の出場で大金星を挙げた。

大会前、アイアンをタイトリストの新Tシリーズに切り替えた。4、5番には寛容性の高い「T150」を、6~9番には「T100」を選択。ポットギーターは「これまでブレード型を使っていたから、少し打ちやすくなったと思う。溝はV字型ではなくU字型で、スピン量が増えてロングアイアンの弾道が高くなった」と話す。

ボールは「プロV1x」を使用。ドライビングディスタンス327.4ydとロリー・マキロイ(北アイルランド)を約7yd抑えて全体1位に立つ飛ばし屋は「ボールをもう少し浮かせたかったんだ。今年はグリーンを大きくオーバーすることが多かったから、風に逆らってスピンショットを打つようにしていた。今はスピンが効いて、あまり考えずにショットを打てる」と変更が奏功した。

今週のGIR(パーオン率)は85.7% (66/77)で全体3位をマークし、着実にチャンスを作った。また、自慢のドライビングディスタンスは337.2ydで全体1位だった。

<最終日のクラブセッティング>

ドライバー:タイトリスト GT2(9度)
シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLACK(重さ80g台、硬さX)

フェアウェイウッド:ピン G440 MAX(3番)
シャフト:VENTUS TR BLACK

ユーティリティ:T250
シャフト:三菱ケミカル MMT ハイブリッド 90 TX

アイアン:T150(4、5番)、T100(6~9番)
シャフト:KBS ツアー V TEN 130X

ウェッジ:ボーケイ デザイン SM10(46、50、54度)、ボーケイ デザイン ウェッジワークス(60度)
シャフト:KBS ツアー V TEN 130X(46、50度)、トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイシュー オニキス X100(56、60度)

パター:スコッティキャメロン 009M ツアープロトタイプ

ボール:プロV1x プロトタイプ

(協力/GolfWRX、PGATOUR.com)