◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 最終日(29日)◇カメリアヒルズCC(千葉)◇6688yd(パー72)◇晴れ(観…

最終日はハイブリッド2本体制で臨んだ

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 最終日(29日)◇カメリアヒルズCC(千葉)◇6688yd(パー72)◇晴れ(観客2521人)

1打差2位から出た佐久間朱莉が4バーディ、2ボギーの「70」で回り、通算11アンダーで今季3勝目を飾った。今季は課題だったパッティングの強化に取り組み、この日は3番、11番と10m超えのバーディパットをカップイン。今季平均パット数(パーオンホール)1位(1.7434)につけるパフォーマンスはピン「スコッツデール DS72」が支えている。

また、今週は出場が決まっている海外メジャー「AIG女子オープン(全英女子)」(7月31日~8月3日/ウェールズ・ロイヤルポースコール)に向けて5Wの代わりに3UTを投入。風が強い全英を想定し、「5Wより球の高さが抑えられて、ちょっと強い球が出る。全英に行っても使えるクラブかな」と、今週は初日と最終日に入れた。

UTとフェアウェイウッドは、2試合前の「宮里藍サントリーレディス」から「G430」シリーズに戻した。「体がインパクトで起き上がって、出球が右に出てしまう」とショットの不調に悩む中、昨年1年使って感触が良かった1本を再び入れた。ショットの改善を求めて、アイアンにも一工夫。ロングアイアンがブレる傾向にあったため、6番をやさしめのピン「i240アイアン」に替えた。

「1回勝てたことで少し余裕も出てきて、去年までだったら『このチャンスを生かさなかったら勝てないと』追い込んでプレーしていた。きょうは、自分のプレーにフォーカスしてできました」と振り返る。今季3勝目でさらに自信をつけ、目標とするシーズン5勝、その先の年間女王に突き進む。

<最終日のクラブセッティング>

ドライバー:ピン G430 MAX 10K (9度)
シャフト:日本シャフト NSプロ レジオ フォーミュラ B+ (重さ55g、硬さS、長さ45インチ)
グリップ:イオミック

フェアウェイウッド:ピン G430 MAX(3番15度)
シャフト:日本シャフト NSプロ レディオフォーミュラM+(重さ55g、硬さS)

ユーティリディ:ピンG430 (3番19度、4番22度、5番26度)
シャフト:日本シャフト NSプロ プロトタイプ

アイアン:ピン i240アイアン(6番)、ピン ブループリントS(7番~W)
シャフト:日本シャフト NSプロ 850GH(硬さS)

ウェッジ:ピン s159(50、54、58度)
シャフト:日本シャフト NSプロ 950GH neo(硬さS)

パター:ピン スコッツデール DS72

ボール:タイトリスト プロV1x<2025年>