6月29日に行われたJ1リーグ第22節で、FC町田ゼルビアは4-0でアルビレックス新潟に大勝。元日本代表MF相馬勇紀の…
6月29日に行われたJ1リーグ第22節で、FC町田ゼルビアは4-0でアルビレックス新潟に大勝。元日本代表MF相馬勇紀の圧巻のミドル弾に称賛の声が寄せられた。
まさに“無双”だった。ポルトガルでのプレーを経て昨夏に町田に加入した相馬は今季、3−4−2―1の左シャドーとしてプレーしている。前節の鹿島アントラーズ戦で今季4ゴール目を決めると、この日も絶好調。力強いドリブル突破を見せてチャンスを作ると、1−0で迎えた後半16分、左サイドからカットインしてからの右足シュートでゴールネットを揺らした。
さらに後半22分だった。右サイドからのクロスを相手DFが頭でクリア。そのこぼれ球を左サイドのボックス角の手前の位置で拾う。ゴールまでは約20m。そこから相馬は、ワントラップした後に迷うことなく右足一閃。6分前には同じ位置からニアサイドを抜いたが、今度はファーサイドのゴール右隅へ威力抜群のミドルシュートを突き刺した。
その後、後半31分に藤尾翔太がダメ押しの4点目を決め、今季最多の4得点を奪った町田。試合後のヒーローインタビューにも呼ばれた相馬が、間違いなくこの日の大量得点を生んだ立役者だった。
■「あのコースに、スピードあるシュートを狙って打てるのはさすが!」
この相馬の強烈なミドル弾、そして“レベルの違う”パフォーマンスに対し、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。
「相馬無双」
「相馬キレキレすぎる」
「あのコースに、スピードあるシュートを狙って打てるのはさすが!」
「相馬、無双状態の2ゴールだ!多少の距離は物ともしないミドルの決定力、相手守備陣の間を縫うように進むドリブルは圧巻だ。相馬1人が異次元にいるかのような独壇場だった。」
「凄いな相馬勇紀、、日本代表復帰もありそう」
前回2022年7月のE-1選手権で大会MVPに輝く活躍を見せた相馬は、同年11月開幕のカタールW杯の本大会メンバーに選出された。だが、その後は激しいライバル争いの中で序列を下げ、2024年6月以来、日本代表から遠ざかっている。しかし、この日の“無双プレー”は代表復帰に向けてのアピールになったはず。はたして、どうなるか。否応なく期待の高まる圧巻のパフォーマンスだった。