石川県津幡町出身の大の里(25)の横綱昇進を祝うパレードが29日、同町中心部であった。沿道には、町の人口に匹敵する約3…

 石川県津幡町出身の大の里(25)の横綱昇進を祝うパレードが29日、同町中心部であった。沿道には、町の人口に匹敵する約3万7千人(町発表)が詰めかけ、歓声が上がった。

 強い日差しが注ぐ午後3時、約1・2キロのパレードがスタート。大の里は、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)とオープンカーに乗り込み、しこ名入りのタオルやうちわが振られる中を進んだ。「昇進おめでとう!」と声がかかると笑顔で手を振り返していた。

 沿道にいた七尾市の小学5年、磯辺陽翔さん(10)はテレビで大の里を見て相撲を習い始めたという。「目が合ってうれしかった。稽古に励んで、一気に押し出す大の里のような力士になりたい」

 パレード後には県民栄誉賞と町民栄誉賞の贈呈式があった。大の里は「横綱になって初めて津幡に帰ってきた。たくさんの声援を力に変えて頑張りたい」と話した。(椎木慎太郎)