ドジャースが元NPB右腕の獲得に動くのか(C)Getty Images ドジャースは大谷翔平が投手復帰を果たしたが、先発…

ドジャースが元NPB右腕の獲得に動くのか(C)Getty Images

 ドジャースは大谷翔平が投手復帰を果たしたが、先発陣はブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、佐々木朗希らがケガで離脱して苦しい状況だ。

 そんな中、ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は「来たるMLBトレード期限までに先発投手を補強する必要があるだろう」と記した。

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 同メディアは、米メディア『MLB Insider』のジェフ・パッサン記者の最近の予想に触れ「シンシナティ・レッズの先発投手ニック・マルティネスがトレード期限までにトレードされる確率は65%だという。この驚くべき高い数字は、マルティネスが金曜日の夜にパドレス戦で8イニングを無失点に抑え、ほぼノーヒットノーランの投球を達成する前に出された」と伝えた。

 マルティネスは現在34歳の右腕で、2018年から日本ハムに3年間在籍し12勝18敗の成績を残し、2021年にはソフトバンクで9勝4敗だった。今季はここまで18試合に登板して防御率4.12、5勝8敗の成績で、現地時間6月27日(日本時間28日)の本拠地でのパドレス戦に先発して8回まで無安打の好投。9回無死一塁で二塁打を打たれてノーヒットノーランを逃している。

 記事では、「彼はドジャースが求めているポテンシャルと万能性を兼ね備えており、まさに理想的なトレード対象となるだろう」とし、「日本からメジャーリーグに復帰して以来、マルティネスはサンディエゴ・パドレスで先発投手とリリーフ投手のハイブリッドとして起用されてきた。レッズと契約後も、多才さを発揮しながら活躍を続けた」と紹介した。

 「マルティネスのトレードは、レッズとドジャース双方にとって理にかなっている」と見ており、レッズの先発にはアンドルー・アボット、ニック・ロドロ、ブレイディ・シンガーらがおり、ハンター・グリーンがケガから復帰すれば先発ローテーションを構成できると主張する。

 レッズはポストシーズン進出の保証はなく、マルティネスを放出し「MLBで通用しそうな魅力的なプロスペクトを獲得できるのであれば、そうすべきだと思う」とし、「ドジャースは、豊富なプロスペクトを擁するチームのひとつだ」と記した。

 一方で「ロサンゼルスにとって、即先発ローテに入ってニーズを満たせるマルティネスへの投資は素晴らしい」と、大きな期待を寄せるとともに獲得を推奨した。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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