デュプランティエは7回無失点、4勝目をマークした(C)産経新聞社 阪神は28日のヤクルト戦(神宮)に2-0と勝利。 先発…

デュプランティエは7回無失点、4勝目をマークした(C)産経新聞社
阪神は28日のヤクルト戦(神宮)に2-0と勝利。
先発のジョン・デュプランティエの好投がまたも光った。
【動画】デュプランティエは7回無四球無失点と安定の投球を見せた
前回完封の右腕はこの日、神宮のマウンド上の気温は40度以上と高温となる中でも集中力を切らさず、7回3安打無失点7奪三振の快投を見せた。
キレのある直球と変化球のコンビネーションも冴え、ヤクルト打線を寄せ付けず。ヤクルトの本拠地、神宮球場ではこれが初登板となったが、しっかり適性を示すなど、クレバーぶりも光った。
また助っ人右腕の成績で際立つのは奪三振の高さにもある。試合前までの数字で59.2回を投げ、79奪三振、奪三振率は「11.92」と異例のポテンシャルを示している。
この数字にはファンの間からも「抑えの適性もあるな」「なんでもできる」「見ていて楽しい」「今や、エースだな」と安定感ある投球に続々と好反応が上がっている。
シーズン序盤はなかなか打線の援護に恵まれず勝ち星がつかなかったが、前回19日のロッテ戦の完封勝利に続き、今回は7回3安打無失点で4勝目をマーク。防御率も圧巻の1.49とチームを支える。
打っては森下翔太が5回一死二塁の好機に12号2ランをマーク。投打がかみあって、再び勝ち星をもぎ取った。
日本野球を謙虚に学ぶ姿勢も光る背番号20の快進撃に、今後も期待が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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