◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 3日目(28日)◇カメリアヒルズCC(千葉)◇6688yd(パー72)◇晴れ(観…

久々の週末

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 3日目(28日)◇カメリアヒルズCC(千葉)◇6688yd(パー72)◇晴れ(観衆2324人)

期待に応えようと思うほど、なかなか結果に結びつかない。稲垣那奈子が決勝ラウンドに進むのは、初優勝を挙げた6月「リゾートトラストレディス」以来4試合ぶり。「そうなんです…」とちょっと申し訳なさそうに小声で答える。今週は久々に、のびのびとゴルフができそうだ。

2000年生まれで早大スポーツ科学部出身。プロテストには23年に合格し、2年目に初優勝を挙げたがその後が続かなかった。周囲からの期待や応援の声に励まされつつ、「頑張らなきゃ」と気合を入れているうちにゴルフがかみ合わなくなった。「優勝してからあんまり調子が良くなくて。自分でブレーキをかけちゃう感じがあった」とバーディから流れがつかめない。前週「ニチレイレディス」でもフェアウェイキープ率39.28%(11/28)、パーオン率41.66%(15/36)と持ち味のショットが生かせず、3試合連続で予選落ちとなった。

34位で最終日へ

流れを変えようと、今週は初優勝を助けてもらった小畑貴宏キャディと「とにかくバーディをたくさん重ねるように」と気持ちを切り替えて大会入り。通算イーブンパー37位で予選通過を果たすと、この日はインスタートの前半は苦戦しながらパープレーでガマン。後半は2番から連続ボギーが先に出たが、終盤の追い上げで通算1アンダーまで引き戻した。

8番(パー5)は2オンに成功し、10mのイーグルトライを外してバーディ。9番はカップ右から「3分の2ピンくらい」曲がるラインをねじ込んで、4バーディ、3ボギー「71」でホールアウト。「いやーもう、めっちゃうれしい!」と満面の笑顔で締めくくった。

最近は「まず予選を通ること」が目標になっていたが、今週はやっと上を見て戦える。「ちゃんとひとつギアを上げて。10位以内に毎週入れるような安定したゴルフがしたい」と話す。残り1日で上位を目指しつつ、その先に考えているのは初めてフル参戦する来年のこと。「やっぱり来年が勝負なので、勉強をたくさんしないと」。今季は少しでも材料を集めたい。(千葉県袖ケ浦市/谷口愛純)