ベルーナドーム(埼玉県所沢市)で27日にあったプロ野球、西武―日本ハム戦で、大相撲の関脇・大栄翔関(31)が始球式を務…
ベルーナドーム(埼玉県所沢市)で27日にあったプロ野球、西武―日本ハム戦で、大相撲の関脇・大栄翔関(31)が始球式を務めた。所属する追手風部屋が草加市にあり、大栄翔関も朝霞市出身であることから大役を打診された。
ビブラートの技術が「角界一の美声」と評される呼び出しの重夫さん(59)も登場。「ひがぁ~しぃ~、大栄翔~」。独特の節回しで呼び出された大栄翔関は水色の羽織はかま姿。投じた1球は、ベースの手前でワンバウンドし、キャッチャーのミットにおさまった。「本場所の取組より緊張しました」
2021年初場所で幕内優勝を果たし、ここ2年は「次の大関候補」と言われている大栄翔関。30日に新番付が発表される7月場所(名古屋)に「優勝を目指して頑張ります」と意気込みを語った。(抜井規泰)