◇米国女子◇ダウ選手権 2日目(27日)◇ミッドランドCC(ミシガン州)◇6287yd(パー70)西村優菜とマリア・ナ…

西村優菜は初出場のダブルス戦で予選落ちとなった

◇米国女子◇ダウ選手権 2日目(27日)◇ミッドランドCC(ミシガン州)◇6287yd(パー70)

西村優菜マリア・ナムのペアは通算5オーバー69位で予選落ちとなった。2アンダー「68」のプレーも、スコアが伸びやすいフォアボール(ペアのそれぞれがプレーしてホールごとに良い方のスコアを採用)としてはもどかしさが募る。西村は「2人ともカップに嫌われまくって、なかなか入らなかった」とこぼした。

1つのボールを交互に打つフォアサムの初日「77」が重くのしかかった。第1ラウンド13番(パー3)で喫した痛恨のトリプルボギーは西村の大きなミスからだ。「彼女(ナム)のショットは今週、結構良かった。自分が足を引っ張ったなっていう感じ」。出場機会が限られるナムからのオファーを受けて、米ツアー3年目で大会初出場。「すごく仲良くなれてうれしかった」とダブルス戦ならではの体験に感謝しつつ、シード選手としてチームをけん引できなかった無念さがにじむ。

パートナーのマリア・ナム(左)への申し訳なさをにじませた

米ツアーは次戦7月10日開幕のメジャー「エビアン選手権」(フランス・エビアンリゾートGC)を皮切りに欧州で3試合を行うスケジュール。出場資格には今季のポイントランキングが絡むため、ランク135位で今大会を迎えていた西村は「AIG女子オープン(全英女子)」(7月31日~/ウェールズ・ロイヤルポースコール)も含めて切符を得ることができなかった。

次に主戦場へ戻るのは「ザ・スタンダード ポートランドクラシック」(8月14日~/オレゴン州コロンビア・エッジウォーターCC)。同試合を含めて4戦目となる「クローガー・クイーンシティ選手権」終了時のポイントランクがフィールドの絞られる秋のアジアシリーズ出場の基準となるが、今季の苦しい戦いを踏まえてシビアに現実を見据える。「アジア周り(の出場権獲得)は結構ハードルが高いと自分で感じている。まずシードに向けて、ポートランドからの米国本土の試合で何としても成績を残さなきゃいけない」

悩めるショットの糸口を探して

そのために、1カ月超の“空白期間”をどう過ごすか。「やっぱり、欧州に行きたかった気持ちが強すぎて…」と本音をこぼした後で「リセットして、フラットにしてから考えられたら」と顔を上げた。ルーキーだった2023年も、シード当確ラインに入ったのは10月のこと。再び綱渡りの戦いに挑むため、まずは心を整える。(ミシガン州ミッドランド/亀山泰宏)