◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 2日目(27日)◇西那須野CC(栃木)◇6956…

幡地隆寛は首位に4打差の暫定3位で週末へ

◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 2日目(27日)◇西那須野CC(栃木)◇6956yd(パー71)◇晴れ(観衆1181人)

昨年、アジアンツアーの「ニュージーランドオープン」を含めて3勝した幡地隆寛は、今季ここまで賞金ランキングで149位と低迷している。スイング改造に取り組んだのが開幕の約2カ月前。代償が大きいと分かっていたからこそ、今週の上位での決勝ラウンド進出に胸をなでおろす。

ツアー屈指の飛ばし屋はベストイヤーだったはずの昨シーズン後半に、課題を痛感した。目線が上がり、より高いレベルとの差に愕然としたのも、待望のキャリア初勝利をマークしたからこそ。71位に終わった10月の「ZOZOチャンピオンシップ」は、そのいい例。優勝したニコ・エチャバリア(コロンビア)とは実に24打差がつき、自分の現在地を思い知った。

目澤秀憲コーチの指導を仰ぎ、あらゆるライから対応できるアイアン、ウェッジショットを身につけるべくスイングを見直すと決めた。よりスピンの入る球も打てるように、ダウンスイングのローポイント(最下点)を飛球線方向にずらす。「5月が終わるぐらいまでは、言われている形を作ることしかできなかった」と球は暴れ、スコアメークどころではなかった。「それがようやく、試合でスイングとして打つことができるようになってきた」のがここ最近。好感触は今週、予選ラウンドの「64」「68」のスコアで表現できた。

パッティングにも気づきが

持ち球のフェードボールも質が変わってきたと思える。「以前は(打ち出しで)球を真っすぐ出して右に落としていたのを、少し左に打ち出して戻ってくるようにした。ちょっと捕まり系のフェード。球も強くなって、コントロールできるようになった」。今週投入したタイトリストの新しいT100アイアンも狙いを強力にアシスト。これまで使用していたマッスルバックタイプ(MB620)では「“一生懸命”、打たなきゃいけなかった」この弾道が、「インパクトで圧をかけなくても、ちゃんと飛距離も出てくれる」とうなずいた。

大会は例年通りのバーディ合戦。逆転へは週末もスコアを伸ばし続ける必要がある。「(ティショットは)フェアウェイキープ優先で。やっぱり、アイアン勝負になってくるんじゃないですか」。声のトーンは自然と上がった。(栃木県那須塩原市/桂川洋一)