「ストックホルム・オープン」(10月16日~10月22日/スウェーデン・ストックホルム/ハードコート)では、シード勢が順調な滑り出しを見せた。第1シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)や第2シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)…

「ストックホルム・オープン」(10月16日~10月22日/スウェーデン・ストックホルム/ハードコート)では、シード勢が順調な滑り出しを見せた。

第1シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)や第2シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)は2回戦からの参戦となっており、まだコートにはたっていない一方で、下位シード選手らがいいスタートを切った。

具体的には、第6シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)、第7シードの杉田祐一(三菱電機)、第8シードのフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)が揃ってストックホルム・オープンの初戦に勝利した。

現在はランキング37位につけている杉田祐一(三菱電機)は、「ストックホルム・オープン」の初戦となる1回戦で、世界ランキング57位のデニス・イストミン(ウズベキスタン)と対戦。1-6、6-3、7-6(4)の逆転劇で杉田は勝利を掴み、2回戦へ進出した。試合時間は1時間55分だった。

一方フォニーニは、ATPツアー6度目のタイトルを懸けたこの大会の初戦でマレク・ジャジリ(チュニジア)を7-5、6-1で下した。試合時間は1時間13分だった。

次の試合でフォニーニはワイルドカード枠のイライアス・イマー(スウェーデン)と対戦する予定。イマーは、レオナルド・メイヤー(アルゼンチン)との2時間7分に及ぶ試合に6-4、3-6、7-5で勝利して、2回戦に勝ち上がってきた。

また2月の「ドバイ・デューティーフリー選手権」でマレーに次ぐ準優勝となったフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)は、ファーストサーブではわずか1ポイントしか失わず、47分の試合でロビン・ハッサ(オランダ)を6-3、6-1で下してハッサに対して4連勝となり、対戦成績を5勝3敗とした。

ベルダスコは次の試合で、予選を勝ち上がったルカシュ・ラツコを6-4、6-7 (1)、6-2で下したラッキールーザー、ユルゲン・ゾップ(エストニア)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」でプレーする杉田祐一

(Photo by Matt Roberts/Getty Images)