チームメイトは今永の復帰を心強く感じているようだ(C)Getty Images 久々でもその輝きは失われていない。 現地…

チームメイトは今永の復帰を心強く感じているようだ(C)Getty Images
久々でもその輝きは失われていない。
現地時間6月26日(日本時間27日)、カブスの今永昇太は、敵地カージナルス戦で53日ぶりのメジャー復帰を果たし、5回1安打無失点、3奪三振、1四球と好投。チームを3-0の勝利に導き、4月29日(同30日)のパイレーツ戦以来、58日ぶりの4勝目(2敗)を飾った。規定投球回に達していないが、今季の防御率2.54は、現在リーグ4位相当だ。
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初回1死から2番マシン・ウィンに遊撃強襲の安打を浴びるも、後続2人を中飛、空振り三振に仕留め、以降もスコアボードにゼロを並べていった今永。2、3回を三者凡退に抑え、続く4回は、2死から4番ウィルソン・コントレラスを四球で歩かせるが、後続を捕邪飛に。5回もカージナルス打線を三者凡退に片付け、77球で降板した。
頼もしい日本人左腕の復帰には、チームメイトも興奮を隠せない。中でもその価値を熱弁しているのは、同試合で4打数1安打1打点、1四球と活躍したイアン・ハップだ。試合前、自身が司会を務めるポッドキャスト番組『The Compound』の中で、今永の存在が話題に上がった際には、「(チームにとって)彼の復帰がとてつもなく大きい」と話している。
さらに番組内では、「彼のような投手がトップラインにいてくれるのは、まさに大きな補強だ」と言及。「まるでシーズン途中に大型トレードで彼を連れ戻したようなものだ」と続け、「みんなが彼のリハビリ登板を見たか知らないけど、あれはとんでもない。確か最後は4イニングと3分の1を投げ、8奪三振という感じだ」と絶賛していた。
周囲からの信頼が厚い今永。今後もその活躍に期待は高まるばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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