カージナルス打線をねじ伏せた今永。(C)Getty Images 完全復活を印象付けるマウンドだった。 現地時間6月26…

カージナルス打線をねじ伏せた今永。(C)Getty Images
完全復活を印象付けるマウンドだった。
現地時間6月26日、カブスの今永昇太は、敵地でのカージナルス戦に先発登板。5月4日に左太もも裏を痛めて以来となる復帰マウンドは、5回(77球)を投げ、被安打1、3奪三振、与四球1、無失点と圧巻の内容。相手打線を寄せ付けないパフォーマンスで4勝目(2敗)をマークした。
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得点圏に一度も走者を許さなかった。今永は高めへの4シームと、低めにスプリットを中心とした変化球を集中される組み立てで、カージナルス打線を翻弄。許したヒットも、遊撃手のダンスビー・スワンソンがショートバウンドの打球を捌き切れなかった当たりのみ。本人は「全てのボールを完璧に操れたとは言えなかった」と反省したが、先発投手としては十分すぎる結果だった。
今永が見せたエース級の投球には、マスク越しにボールを見つめた女房役も舌を巻く。キャッチャーとしてコンビを組んだカーソン・ケリーは、米スポーツ専門局『ESPN』の取材で「今日のショウタは本当に良い仕事をしてくれた。彼は速球とスプリットをうまく使いこなしたと思う」と称えた。
敵将のオリバー・マーモルも「速球は本当に効果的だ。思ったよりずっと効く。投球フォームに少し間みたいなものがあって、それが少しバッターを惑わせる。そこからスプリットの落ち方もいい。本当にうまく組み合わせていると思うね」と脱帽した今永には、当然ながら地元メディアも感嘆となる。
カブスの試合中継を行っているスポーツ専門局『Marquee Sports Network』で解説を務める球団OBのクリフ・フロイド氏は「打者のスイングも見たけど、まるで人生で一度も見たことがないボールが来たようなスイングだった。まさにショウタらしいと言えるよ。今のカブス投手陣は彼を中心に構成されている。彼こそがエースなんだ。ショウタが戻ってきたことですべてが上手くいきだすよ」と太鼓判を押した。
結果と内容の両方で得たかったものを掴んだ今永。アクシデントによる小休止を経て、31歳の左腕はふたたびギアを上げていく。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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