2004年レッドソックスが唯一起こした“奇跡” 昨季のワールドシリーズ覇者カブスが絶体絶命に追い込まれた。17日(日本時…
2004年レッドソックスが唯一起こした“奇跡”
昨季のワールドシリーズ覇者カブスが絶体絶命に追い込まれた。17日(日本時間18日)本拠地でドジャースとリーグ優勝決定シリーズ第3戦を戦ったが1-6と大敗し、通算0勝3敗でシリーズ敗退にリーチが掛かった。
先制の勢いは続かなかった。初回、この日2番でスタメン起用されたシュワーバーが、1死から特大ソロ弾を中堅に運び、ドジャース先発ダルビッシュ有投手から先制点を奪った。本拠地開催という地の利を持つカブスが、このまま勢いづくかと思われたが、打線はその後沈黙。安打しても連打で畳みかけられず、スコアボードに「0」が並んだ。
一方、投手陣は大量失点こそしなかったが、2回に同点ソロ、3回に勝ち越しソロ、5回と6回に1点ずつ、8回に2点と、ジワジワと失点し、気が付けば5点の大量リードを許す形になった。
昨季は108年ぶりにカブスをワールドシリーズ優勝へ導いたマドン監督は、試合後に「我々は決して諦めない」と徳俵に足を掛けて臨む第4戦に向けて、決意を新たにした。だが、これまでのデータは、カブス不利を予想している。
第4戦の先発はアリエッタ、昨季王者は意地見せられるか
MLB提供資料によると、1985年にリーグ優勝決定シリーズ(LCS)が7回戦制となって以来、3連敗からの4連勝でリーグ優勝を果たしたのは、2004年のレッドソックス(VSヤンキース)のみ。この時、レッドソックスは世界一にも輝いたが、32年でわずか1チームだけしか起こしていない“奇跡”とも言える。
今季プレーオフでは打線が苦しんでいるカブスだが、実はこの3戦全てで先制点を挙げている。先制点を挙げながら、ポストシーズンで初戦から3連敗したのは、2009年ア・リーグ地区シリーズのツインズ(VSヤンキース)以来、7回戦制では1990年ア・リーグ優勝決定シリーズのレッドソックス(VSアスレチックス)以来初めての出来事となった。
何とかして一矢報い、起死回生のチャンスを掴みたいカブスは、運命の第4戦先発に2015年サイ・ヤング賞右腕のアリエッタを起用する。なんとか1勝を掴んで突破口を開き、本拠地ファンの前で昨季覇者の意地を見せつけたい。(Full-Count編集部)