第107回全国高校野球選手権宮城大会(朝日新聞社、宮城県高野連主催)の抽選会が26日にあり、参加55チームの組み合わせ…
第107回全国高校野球選手権宮城大会(朝日新聞社、宮城県高野連主催)の抽選会が26日にあり、参加55チームの組み合わせが決まった。
3年前に全国制覇し、一昨年は全国準優勝の仙台育英は初戦で泉館山―角田の勝者と対戦することが決まった。昨夏の宮城大会決勝で仙台育英を破って甲子園に初出場した聖和学園は日本ウェルネス宮城―仙台商の勝者との顔合わせになった。
大会は7月9日に開幕し、順調に進めば同28日に決勝が行われる。
■宮城大会の展望(前年優勝校 聖和学園 前年参加チーム数59)
昨秋と今春の県大会を制した仙台育英が、総合力で一歩リードする。エース吉川陽大、井須大史の両左腕のほか、制球力が持ち味の右腕梶井湊斗ら投手層が厚い。打線は川尻結大を筆頭に、佐々木義恭、高田庵冬らに長打力がある。
昨夏の宮城大会を制した聖和学園は、春の県大会でノーシードから準優勝。昨夏4番を担った好打者佐藤煌馬を中心に頂点を狙う。東陵は赤間朔が投打の中心で、試合運びに安定感がある。
公立勢の活躍にも注目が集まる。秋、春と連続して県大会4強入りした石巻工は爆発力のある打線が持ち味だ。石巻、利府もこの春8強入りし、上位をうかがう。(岸めぐみ)