第107回全国高校野球選手権秋田大会(朝日新聞社、秋田県高野連主催)の抽選会が26日、秋田中央高で開かれ、参加36チー…
第107回全国高校野球選手権秋田大会(朝日新聞社、秋田県高野連主催)の抽選会が26日、秋田中央高で開かれ、参加36チームの組み合わせが決まった。
昨年の全国選手権代表の金足農は初戦で由利と対戦することが決まった。昨夏の秋田大会準優勝で昨秋の県大会を制した秋田商は4校連合チームの男鹿海洋・西仙北・大曲農太田・六郷との顔合わせになった。
大会は7月10日に開幕し、順調に進めば同22日に決勝が行われる。
■秋田大会の展望(前年優勝校 金足農 前年参加チーム数38)
春の県大会は、能代松陽が制した。完投能力のある佐藤憂飛ら投手陣に、打線も核となる菊地瑛太がいて、よくまとまっている。
能代松陽を基準に考えると、春準優勝の明桜が投打で引けを取らない。急成長の左腕エース泉琉偉は低めに決め、安定感がある。投手力でいうなら金足農が挙がる。昨夏の甲子園で投げたエース吉田大輝に加え、左腕の斎藤遼夢も経験を積んだ。
秋田商も有力だが、夏はノーシード。どのシード校とぶつかることになるか。好打者の菅原煌らがおり、打撃力を上げてきそう。
春4強の秋田南、秋田西のほか、秋田工、大曲工も上位進出を狙える。(隈部康弘)