ルクセンブルクで行われている「BGL BNPパリバ ルクセンブルク・オープン」でモニカ・プイグ(プエルトリコ)が圧倒的パフォーマンスを見せ、第1シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)をストレートで下したとWTAが報じている。オリンピック…

ルクセンブルクで行われている「BGL BNPパリバ ルクセンブルク・オープン」でモニカ・プイグ(プエルトリコ)が圧倒的パフォーマンスを見せ、第1シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)をストレートで下したとWTAが報じている。

オリンピック決勝の再現となった、ルクセンブルクで深夜に行われた対決で、プエルトリコの金メダリストであるプイグは、元世界ナンバーワンのケルバーを退けるのに、6-3、6-4のわずか1時間28分しか必要としなかった。

「気分は最高でした。ケルバーとはこれで5回対戦したので、お互い相手のことをよくわかっています」

「私はただベストを尽くして、自分のプレーをするように、前向きな気持ちを保つように、心掛けただけです。今日はすべてがとてもうまくいったみたいです」とプイグは試合後に語った。

ケルバーは、第1セット序盤のチャンスを活かせなかったことを悔いることになりそうだ。プイグの1度目と2度目のサービスゲームで何度もブレークポイントを握りながら、そのチャンスをものにできなかった。

「今年の終盤に向けて、また調子が上向き始めて、できるという自信も、以前より出てきました」とプイグは説明した。「このレベルでプレーできるのは分かっていますし、ここまで戻って来るのに少し時間がかかっただけなんです」

「すごく嬉しいけど、まだ1回戦です。決勝まで行きたいと思っているので、これから先のたくさん試合に集中します」とも語った。

過去の対戦成績はケルバーの3勝となっており、今回がプイグにとっての初勝利となった。

2回戦では、予選勝者のアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)と対戦する。バン ウィトバンクは同じ日に、アイラ・トムヤノビッチ(クロアチア)を6-2、6-4のストレートで下している。

(テニスデイリー編集部)

※写真はケルバーに勝利したプイグ(チャイナ・オープンのときのもの)

(Photo by VCG/VCG via Getty Images)