◇米国女子◇ダウ選手権 事前(25日)◇ミッドランドCC(ミシガン州)◇6287yd(パー70)この大会で出場ペアが決…

「H&M」を再結成した渋野日向子と勝みなみのテーマ曲は

◇米国女子◇ダウ選手権 事前(25日)◇ミッドランドCC(ミシガン州)◇6287yd(パー70)

この大会で出場ペアが決めるテーマ曲は、3日目の18番(パー3)で池越えのグリーンへ向かう際にDJ風のチーム名紹介とともに流されてコース内を盛り上げる。昨年、このお祭り感あふれる演出で異彩を放ったのが「H&M」こと渋野日向子勝みなみのチーム。『マツケンサンバ2』(英語バージョン)の楽曲に合わせてダンスを踊り、ギャラリーを沸かせた。

今年もタッグを再結成してミシガン州ミッドランドCCに帰ってきた2人は、早々にテーマ曲を変更することを決めていたという。選んだのはアイドルグループ、CANDY TUNEの『倍倍FIGHT!』。仕掛け人の勝は「曲が笛の音から始まるから、結構盛り上がるかなって思ったんです。歌詞も同じフレーズの繰り返しなので、(日本語でも米国のギャラリーに)テンポみたいに聞こえて乗ってもらえるかなって」と、プロデューサーのように整然と狙いを明かす。

ギャラリー目線のチョイスであるだけでなく、1年前の経験も踏まえている。マツケンサンバはステップも含めて2人で連日汗だくになるまでダンスを練習したが、曲がかかるのはグリーンへ歩いていくタイミング。結局手の動きしか披露できなかったため、“不完全燃焼”だった。その点、今回の振り付けは手の動きに特化したもの。渋野は「毎日、歌は聞いてるので。練習して(振り付けも)覚えます。去年とガラッと変わったけど、ウチらは勝手にでも盛り上がりますよ」と笑った。

パートナーを助ける一打を

年に一度のダブルス戦を楽しみつくすためには、2日目終了時点で33位タイまでに入ってまず予選ラウンドをクリアしなければならない。伸ばし合いの大会で昨年アンダーパーをマークできなかった初日と3日目のフォアサム(1つのボールを交互に打つ)のフォーマットがカギを握ることは、2人の共通認識でもある。

勝の好調な1Wショットの後を受ける形も増えそうな渋野は、ピンを攻める一打で相棒に託す展開を思い描く。「オルタネート(フォアサム)でもスコアを伸ばしていかないと、上には行けない。自分もそんなにショットは悪くないから、グリーンを狙うショットでしっかりバーディチャンスにつけていきたい」と力を込めた。

一緒に泊まる家に帰るのが楽しみ

開幕前日は午後3時50分とプロアマのスタートがかなり遅かった渋野のために、ひと足早く引き揚げた勝がリゾットなど得意料理を用意して待ってくれているそう。「朝もかっちゃんがご飯を作ってくれて。すごく助かります」。コースを離れても抜群のチームワークで、前年20位を上回る結果を目指す。(ミシガン州ミッドランド/亀山泰宏)