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ヒューストン・ロケッツは、6月23日(現地時間22日、日付は以下同)に『ESPN』が“合意”と報じたトレードで、フェニックス・サンズからケビン・デュラントを獲得し、その見返りにジェイレン・グリーンとディロン・ブルックス、さらに2025年のドラフト1巡目指名権(全体10位)、ドラフト2巡目指名権5本を手放した。
ウェスタン・カンファレンス2位の52勝30敗を残し、5年ぶりにポストシーズンへ進出したロケッツは、ゴールデンステイト・ウォリアーズとの「NBAプレーオフ2025」ファーストラウンドに3勝4敗で敗れて今シーズンを終えていた。
主力2選手を放出したとはいえ、ロケッツにはアルペレン・シェングン、アメン・トンプソン、ジャバリ・スミスJr.、リード・シェパード、キャム・ウィットモア、タリ・イーソンといった若手がロスターにいるほか、ベテランセンターのスティーブン・アダムズとも再契約に合意と報じられている。
この布陣に即戦力のベテランスコアラー、デュラントが加わるのだから、来シーズンの優勝候補の一角に入ることは間違いないのだが、気になるのはこのチームを束ねる司令塔の存在。
ここ2シーズン、ロケッツの先発ポイントガードはフレッド・バンブリートが務めていて、若手が多いチームでリーダー役もこなしていた。今シーズン60試合の出場で平均14.1得点3.7リバウンド5.6アシスト1.6スティールを残した31歳のベテランは、来シーズンの契約がチームオプションになっている。
契約最終年となる来シーズンの年俸は約4489万ドル(約65億905万円)なのだが、『The Athletic』はロケッツがおそらくチームオプションを破棄し、バンブリートと新たに複数年契約に向けて話し合うことになると24日に報じた。
デュラントを加えたと報じられたロケッツが、来シーズンにどんな布陣で臨むのかは引き続き注目していきたいところだ。