カル・ローリーは4戦5発と打棒の勢いが衰えない(C)Getty Images マリナーズの若手捕手、カル・ローリーの打棒…

カル・ローリーは4戦5発と打棒の勢いが衰えない(C)Getty Images
マリナーズの若手捕手、カル・ローリーの打棒が注目されている。
23日(日本時間24日)に敵地で行われたツインズ戦「3番・捕手」で先発、9-2とリードした9回二死二塁の好機に左腕ジョセフ・ウェンツの高めチェンジアップを豪快な一振り、これで4戦連発となる32号2ランをマーク、圧巻の打撃で敵地ながらMVPコールが巻き起こった。
【動画】マリナーズ捕手、カル・ローリーが4戦連発となる32号を放ったシーン
4戦5発とハイペースで本塁打を量産、ア・リーグトップのアーロン・ジャッジ(ヤンキース)に4本差をつけ、ナ・リーグトップの大谷翔平(ドジャース)にも6本差、このままのペースだとシーズン63発ペースと圧巻のパフォーマンスを示している。
球宴前の最多本塁打記録は2001年にバリー・ボンズが記録した39本塁打。残り7本に迫るなど、打棒に衰えが見られない。
現在28歳のローリーは、2021年にメジャー初昇格を果たすと、翌22年には119試合で27本塁打を記録と頭角を現す。23年には30本塁打、昨季は34本塁打と確かな打撃でチームを支えてきた。昨季は自身初のゴールドグラブ賞にも輝いた。
今季から球団と6年総額1億500万ドル(約157億5000万円)の大型契約を結んだことも話題を呼んだ。
スイッチヒッターであり、左打席でのみ魚雷バットを使用する事も明かしている。32号は右打席から放たれたものだった。
名実ともにマリナーズの看板バッター、ひいてはMLBを代表する打者に成長しつつあるローリーの快進撃に対して日米ファンの間からも「しかも捕手でしょ?」「今のジャッジの上をいく選手が現れるとは」「メジャーは毎年とんでもない選手が出てくる」「レギュラー捕手でここまで打つとは!」「両うちってのがまた、すごいな」と驚愕の声が続々と寄せられている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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