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6月24日(現地時間23日、日付は以下同)。ボストン・セルティックスがドリュー・ホリデーをポートランド・トレイルブレイザーズへトレードし、その見返りにアンファニー・サイモンズとドラフト2巡目指名権2本を獲得したと『ESPN』が報じた。
もともと、ブレイザーズは2023年9月28日にデイミアン・リラードが絡んだトレードで、ミルウォーキー・バックスからホリデーを獲得していたのだが、同10月2日にセルティックスへ放出。今回は呼び戻す形でホリデーをロスターへ加えることに。
2021年にバックス、2024年にセルティックスの優勝に貢献したホリデーは、アメリカ代表の一員として2021年の東京オリンピック、2024年のパリオリンピックで金メダルを獲得した実績を持つ。
今月12日に35歳を迎えたベテランガードは、キャリア16年目の今シーズンにセルティックスで62試合へ出場し、平均30.6分11.1得点4.3リバウンド3.9アシスト1.1スティールをマーク。
新天地ブレイザーズでは、最年長のベテランとしてシェイドン・シャープやトゥマニ・カマラ、デニ・アブディヤ、ディアンドレ・エイトンらとプレーしていくこととなる。
一方、セルティックスが獲得したサイモンズは、キャリア7年目を終えた26歳のガード。今シーズンはブレイザーズでチームトップの平均19.3得点に2.7リバウンド4.8アシストをマーク。
ジェイソン・テイタムがプレーオフ期間中にアキレス腱断裂の大ケガを負ったことで、セルティックスはロスターにいる複数の選手に関してトレードトークを進めていた。
今回のトレードによって、2026-27シーズン(翌シーズンはプレーヤーオプション)まで契約下にいたホリデーを手放し、2025-26シーズンに現行契約が満了するサイモンズを獲得したことで、来シーズンのラグジュアリー・タックスの支払額を4000万ドル(約58億円)も節約することになったと同メディアのボビー・マークス氏が報じている。
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