昨夏のモルック世界大会で世界王者になった「明石モルック倶楽部(くらぶ)」のメンバー4人が23日、兵庫県庁で斎藤元彦知事…
昨夏のモルック世界大会で世界王者になった「明石モルック倶楽部(くらぶ)」のメンバー4人が23日、兵庫県庁で斎藤元彦知事を表敬訪問した。チームは今年8月、ポーランドで開かれる世界大会への出場が決まっており、斎藤知事から「ベストを尽くし、兵庫県のPRもして頂きたい」と激励を受けた。
「明石である証」と書かれたTシャツを着たメンバーたちは、斎藤知事から「県内にはいくつのチームがあるのですか」「競技人口は何人くらいですか」といった質問を受けた。
モルックはフィンランド発祥のスポーツで、県内では川西市や明石市、三田市などを中心に競技人口が広がっているという。昨夏の世界大会は北海道函館市で開催され、明石モルック倶楽部は600を超えるチームの頂点に輝いた。
代表の室屋拓さん(25)は「アウェーの環境のなかでの挑戦だが、連覇を意識するよりも一つひとつの試合で、負けないモルックを実現していきたい」と話した。(谷辺晃子)