【明治安田J1リーグ】横浜FC 0-4 サンフレッチェ広島(6月22日/ニッパツ三ツ沢球技場) …
【明治安田J1リーグ】横浜FC 0-4 サンフレッチェ広島(6月22日/ニッパツ三ツ沢球技場)
まさに痛恨の失点だった。横浜FCが広島GKのロングフィード1本で守備の裏にボールを送り込まれると、センターバックが処理を誤り、相手FWに“アシスト”する形に。2つのミスが重なり起きてしまった失点シーンにはファンからも辛辣なコメントが寄せられている。
横浜FCは明治安田J1リーグ第21節でサンフレッチェ広島とホームで対戦。試合序盤、17分に先制を許した6分後、23分にさらにリードを広げられるゴールを与えてしまった。
広島のGK大迫敬介が前線にロングフィードを送り込むと、これに対応したのが横浜FCのDFンドカ・ボニフェイスとDF福森晃斗、2人のセンターバックだ。
まずは、広島のFW木下康介が落下点に入ろうとしたことで、ボニフェイスが体を寄せてこれに対応。しかし、ボールが予想以上に伸びたのか頭上を越されてしまうと、カバーに入った福森がトラップしようとしたものの処理を誤り、ボールは自陣ボックス内に。
これに反応した広島のFW加藤陸次樹がすぐさま拾って、シュートを突き刺した。
この場面、横浜FCの守備陣に対してはSNSなどで厳しい声が相次いだ。特に、バウンドしたボールをお腹に当てて後方に逸らしてしまった福森には「福森さん1番やっちゃだめなやつーー」「流石に擁護できんわ」「福森今のミスキツいね」と、辛辣な言葉が並ぶ。しかし、「ンドカもボール被っちゃったか」「ンドカがちょっと被った感じもあったから、軌道が見にくかった可能性も」「福森はヘソを内側に向けてトラップも水を撒いてる影響か?球が伸びたんかな?」といった声もあるように、連携面でのエラーや、ピッチコンディションによる想定外も起きていたのではないかと擁護するコメントなども寄せられていた。
一方で、ゴールを決め切った加藤のシュートも秀逸だった。今季2点目のゴールは、GKフェリペ・メギオラーロの股を抜く高難易度の一撃であり、ファンもSNSで「難しい体勢とかの方が良く決めるよね」と称賛したように、滑り込みながら決めたゴラッソだった。
なお、試合はその後も広島が優勢に進め、4-0でタイムアップ。ホームの横浜FCは広島よりも1本多い12本のシュートを放ちながらも無得点に終わり、痛恨の3連敗を喫した。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)