【MLB】ドジャース 137 ナショナルズ(6月22日・日本時間23日/ロサンゼルス)【映像】81センチ縦に落ちた!意表…

【MLB】ドジャース 13—7 ナショナルズ(6月22日・日本時間23日/ロサンゼルス)

【映像】81センチ縦に落ちた!意表を突く一球に打者茫然

 ドジャースの大谷翔平投手がナショナルズ戦に「1番・投手」でスタメン出場。復帰後2度目の登板となったこの日は、1イニング限定のマウンドながら、配球の幅や変化球のキレで観客を唸らせた。

 1番・エイブラムズを初球でファーストゴロに打ち取り、2番・ウッドの打球もほぼ完璧に抑えたが、太陽の位置が影響し、レフトのベッツがまさかの落球。1死一塁と嫌な展開となったが、続く3番・ガルシアを5球で空振り三振に仕留めると、迎えた4番・ローも二者連続三振に切って取った。18球目となる最後の1球には、今季初めてのカットボールを選択した。

 カウント2-2から投じられた7球目のカットボールは88.3マイル(時速約142.1キロ)、縦の変化はなんと32インチ(約81.3センチ)に達した。前回登板では1球も投げなかった球種が、ここ一番で唸るような落差を見せ、ローのバットは完全に空を切った。スイングしたままの姿で立ち尽くしていた。

 この回、大谷は計18球を投げ、被安打0、2奪三振、無失点と完璧な内容。中継の視聴者からも「ナイス三振!」「すげえ球w」「はいエグいぃぃ」「やばいな」「かっけえ」と絶賛の声が相次いだほか、「これでホームラン打ったらやばい」と“リアル二刀流”への期待も高まった。

 投打で期待が高まる中、大谷は第4打席で2試合ぶりのヒットとなる3点タイムリースリーベースを放つと、さらに第5打席で8試合ぶり今季26号2ランを放ち、投打で圧巻の活躍。投手としての圧巻の18球は、そのままバットにも勢いを与えるような一撃につながっていった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)