ドジャースがベテラン左腕の獲得に動くのか(C)Getty Images ナ・リーグ西地区首位に立つドジャースだが、先発補…

ドジャースがベテラン左腕の獲得に動くのか(C)Getty Images
ナ・リーグ西地区首位に立つドジャースだが、先発補強が急務の状態だ。7月のトレード期限が近づく中、今後のドジャースの動きをドジャース専門メディア『Dodgers Way』が報じている。
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同メディアは「ドジャースには13人の投手が負傷者リストに入っており、そのほとんどが先発投手である。ヨシノブ・ヤマモトは84.2イニングを投げて防御率2.76と、シーズンを通してロサンゼルスのローテーションを支えているが、彼一人ではどうにもならない」と記した。
大谷翔平は2度の先発登板を果たしたが、まだ1イニングのみの登板で、「ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、トニー・ゴンソリン、ロウキ・ササキ、その他多くの投手がトレード期限が近づくにつれ欠場している」と伝えた。
そんな中、『MLB公式サイト』のマーク・フェインサンド記者が、ドジャースがパイレーツの34歳ベテラン左腕、アンドリュー・ヒーニーを獲得する可能性を示した。
ヒーニーは今季ここまで15試合に先発して防御率3.94を記録。3勝6敗という成績だ。2022年にはドジャースにも在籍していた経験がある。
また、同記者は、ヒーニーがドジャースの意にそぐわない場合、レイズの右腕ザック・リテルの名前も挙げているといい、「29歳のリテルは、21年と22年には同地区ライバルのジャイアンツで投げていたこともある」と、今季はここまで16試合に先発して6勝7敗、防御率3.78の成績となっている。
記事では「期限が近づくにつれ、より良い先発投手のトレード・オプションが現れるだろう。しかし、もしヒーニーとリテルのどちらかを選ばなければならないとしたら、ベテランであることと、2023年にレンジャーズでワールドシリーズを制した経験があることから、ヒーニーの方が良い選択に思える」と記した。
一方で「レイズが優勝候補に返り咲いた今、リテルを獲得できるかどうかもわからない」と、ア・リーグ東地区で首位ヤンキースを追うレイズが、リテルを手放すかどうかは不透明だとも伝えている。
7月末のトレード期限までにどんな動きがあるのか、注目が集まる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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