【MLB】ドジャース 13—7 ナショナルズ(6月22日・日本時間23日/ロサンゼルス)【映像】あと僅か…大谷26号弾を…
【MLB】ドジャース 13—7 ナショナルズ(6月22日・日本時間23日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手がナショナルズ戦に「1番・投手」でスタメン出場。第5打席で放った8試合ぶりとなる26号ホームランに球場全体が歓喜する中、“悲しみに暮れる親子”の姿が中継に映し出され、注目を集めた。
11-3とドジャースが大量リードの8回、大谷は5打席目に入ると、2球目の外角ストレートを力強くスイング。打球は左中間スタンドの最前列へと飛び、フェンス際に構えていた観客のグラブから抜け落ちた後、グラウンドへと落下した。
二塁打か、本塁打かと場内がざわつく中、映像に映し出されたのは、キャッチを試みた親子。父親がグラブを構えたものの、ボールはうまく収まらずこぼれてしまう。その横では、子どもが号泣している場面が捉えられた。
この試合の実況を務めたDJケチャップ氏は「泣いちゃってるやん…日本人?」「現地がリプレーで喜びの笑顔ですが、この子だけは泣いています」と驚きと笑い交じりで言及。「この若さで夢のような打球が届くとは思わないもんね」と、突然目の前に現れた“非日常”な出来事に戸惑った気持ちを代弁した。
その後の報道によると、子どもが泣いていたのは“ボールを取れなかった悔しさ”ではなく、キャッチの際に父親とぶつかったことで驚いてしまったためとのこと。試合後には落ち着きを取り戻し、笑顔を見せていたという。
中継の視聴者からは「泣かないで」「可愛い笑」「可哀想に」「ぼーるあげてあげてw」といった声も寄せられており、試合展開や本塁打の判定を超えて、球場で生まれた“もう一つのドラマ”に思わず目を奪われたようだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)