プロバスケットボール・Bリーグ入りを目指し、今年度から社会人リーグに参加する「びんご福山デニックス」の新体制発表会が広…
プロバスケットボール・Bリーグ入りを目指し、今年度から社会人リーグに参加する「びんご福山デニックス」の新体制発表会が広島県福山市内であった。チームは元Bリーガーらを迎えて強化を図っており、最短で2028年度からのBリーグ参入を目指している。
デニックスは、スポーツビジネスで備後地域を活性化しようと昨年設立された。チーム名は福山特産のデニムにちなんだ。昨秋に初の公式戦となる県社会人選手権で優勝。6月28日に開幕する日本社会人バスケットボール連盟の地域リーグ「中国四国九州SB2リーグ」に参加する。
同リーグで優勝して他の地域リーグとの決定戦を勝ち抜けば、上位の全国リーグ(SB1)との入れ替え戦に臨む。目標では1シーズンでSB1に昇格し、経営面の条件も満たしたうえで28年度のBリーグ参入を目指すという。
4人の元Bリーガーを含む16人でチームを編成する。16日にあった発表会で高村亨代表は「良いメンバーが集まったので、最短でBリーグ入りしたい」と説明した。Bリーグ3部(B3)でプレー経験があるキャプテンの石橋玲音(れおん)選手は「地域に恩返しできるよう、SB1昇格を達成したい」と力を込めた。(矢代正晶)