第57回全日本大学駅伝対校選手権大会の東海地区選考会(東海学生陸上競技連盟主催、朝日新聞社など後援、長谷工グループ協賛…
第57回全日本大学駅伝対校選手権大会の東海地区選考会(東海学生陸上競技連盟主催、朝日新聞社など後援、長谷工グループ協賛)が21日、マルヤス岡崎龍北スタジアム(愛知県岡崎市)であった。名大が総合1位となり、2大会ぶり17回目の本大会出場を決めた。昨年2位の愛工大は総合4位に終わった。
3組目、残り1周。名大の加藤太一(4年)が後方から鬼気迫る追い上げを見せた。先頭との距離をぐんぐん縮め、前を走っていたチームメートの吉原諒(修士1年)と並ぶようにゴール。2人で3、4位を抑えたことで、ほぼ全国への切符を確実にした。
興奮のためかこの日、発熱してしまったという。それでもライバルチームを牽制(けんせい)しつつレースをし、最後に力を爆発させた。「けっこう力が残っていました」。照れくさそうに話した。
会場では協賛の長谷工グループが、応援ボトル入りのミネラルウォーターや記念タオルなどを差し入れた。本大会は11月2日、愛知県の熱田神宮から三重県の伊勢神宮までの8区間106・8キロのコースで行われる。