【MLB】カブス 10ー7 マリナーズ(6月21日・日本時間22日/シカゴ) 【映像】30号HRに口をあんぐり開ける現…

【MLB】カブス 10ー7 マリナーズ(6月21日・日本時間22日/シカゴ)
前半戦30号の大台突破は大谷翔平でもジャッジでもなかった。マリナーズの正捕手を務めるローリーが、驚愕の一発を放っている。
この一戦は序盤からカブス打線が大爆発。5つのホームランが飛び出すなど、カブスが優位に試合を進めた。10ー6とカブスリードで迎えた9回表。この回先頭のローリーのバットが火を吹く。
カウント2ー1から4球目、カブスの右腕・バレンシアが投じた高めのストレートを振り抜くと、高々と舞い上がった打球はレフトへ。打球を見上げるハップが落下を探りながら走っていくも、なかなか打球は落ちて来ず。そのままスタンドに飛び込んだのだ。
MLB全体で最速となる30号到達となったこの一打は打球速度97.9マイル(約157.6キロ)、飛距離363フィート(約110.6メートル)、打球角度41度の摩天楼ショットとなった。

このホームランはMLB公式『X』でも取り上げられている。「カル・ローリーが3年連続30本塁打シーズンを達成!」という文言とともに「6月21日です」と“頭爆発”の絵文字を添えて、あまりの速さに驚きを示した。
またSNS上のファンたちも「速すぎるだろ!」「もう30号?」「彼はホームランアーチストです」「間違いなく最高のシーズンを歩んでいる」「3年連続30本でもすごいのに、今年はどれだけ打つんだい?」「とんでもない捕手だ」と大盛り上がりとなっている。
なお、MLB公式サイトによると、ローリーは6月中に30号に到達した初めての捕手であり、オールスター前に30号に到達した初のスイッチヒッターとなった。また、75試合での30号到達は、ベーブ・ルース、サミー・ソーサ、マーク・マグワイア、レジー・ジャクソン、ケン・グリフィー・ジュニア、ロジャー・マリスらに続いて史上9人目で2001年のバリー・ボンズとルイス・ゴンザレス以来の記録となる。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)