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 2014年にゴールデンステイト・ウォリアーズのHC(ヘッドコーチ)に就任して以来、チーム一筋で指揮を執っているスティーブ・カー。来シーズンで在籍12年目を迎えるなか、自身とともにチームを導くコーチングスタッフに“新顔”を迎える意向を示した。

 現地メディア『ESPN』によると、カーHCは自身の息子であるニコラス・カーをウォリアーズのコーチングスタッフに昇格させた。現在32歳のニコラスは、ゴールデンステイトのGリーグチームであるサンタクルーズ・ウォリアーズのHCを務めており、2024-25シーズンは20勝14敗の成績を収めている。

 ニコラスはNCAA(全米大学体育協会)1部のサンディエゴ大学、カリフォルニア大学バークレー校でプレーし、サンアントニオ・スパーズでインターンも経験。その後はゴールデンステイトでビデオコーディネーターを務め、2021年からサンタクルーズのAC(アシスタントコーチ)に就任していた。

 ゴールデンステイトに4度の優勝をもたらし、リーグきっての名将にまで上り詰めたスティーブ。来シーズンではコートに立つステフィン・カリーらに向けて、親子で檄を飛ばす様子が垣間見れるかもしれない。