第107回全国高校野球選手権岐阜大会(朝日新聞社、岐阜県高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が21日、関市内であり、参…

 第107回全国高校野球選手権岐阜大会(朝日新聞社、岐阜県高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が21日、関市内であり、参加63チームの対戦相手が決まった。

 昨夏代表で春季県大会優勝の岐阜城北は2回戦から登場し、土岐商―岐阜農林の勝者と対戦する。今春の選抜大会に出場した大垣日大はノーシードで、関との初戦に臨む。

 大会は7月5日、ぎふしん長良川球場(岐阜市)で開幕。日程が順調に進めば28日に決勝がある。

■岐阜大会の展望(前年優勝校 岐阜城北 前年参加チーム数64)

 春季県大会3強の岐阜城北、中京、岐阜第一と春の甲子園に出場した大垣日大を中心に、昨夏準優勝の県岐阜商、大垣商、帝京大可児、美濃加茂、岐阜総合学園なども上位が狙える。

 岐阜城北の亀山優斗は豊富な球種で打たせて取る。外野を中心に堅守で、長江航佑、太田陽民ら打線も粘り強い。

 中京は鈴木悠悟が春季東海大会の津田学園(三重)戦で14奪三振。小原輝也、中嶋悠輝、下田健太らの打力も光る。岐阜第一は春季県大会で本来のエース水野匠登が一塁手に専念。田代孝樹ら他の4投手が好投するなど層が厚い。大垣日大は中野翔真、谷之口翔琉ら投手陣を、強肩強打の捕手西河遥人が支える。機動力や堅守も持ち味だ。(高原敦)