第107回全国高校野球選手権静岡大会(朝日新聞社、静岡県高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が21日、焼津市内であり、…
第107回全国高校野球選手権静岡大会(朝日新聞社、静岡県高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が21日、焼津市内であり、参加107チームの対戦相手が決まった。
昨夏代表の掛川西は、浜松城北工―島田の勝者と対戦する。今春の選抜大会出場の常葉大菊川は池新田―静清の勝者と、春季県大会で初優勝した聖隷クリストファーは湖西―磐田北の勝者と初戦で顔を合わせる。
大会は6月29日に草薙球場(静岡市駿河区)で開会式があり、試合は7月5日から始まる。日程が順調に進めば同28日に決勝がある。
■静岡大会の展望(前年優勝校 掛川西 前年参加チーム数108)
選抜大会に出場した常葉大菊川、春の県大会優勝の聖隷クリストファーを軸に混戦が予想される。常葉大菊川の大村昂輝は制球に優れ、橘木千空、長打力もある児玉一琉は強力打線の要。機動力が持ち味の聖隷は140キロ台後半を投げるエース高部陸が安定しており、上田一心も春の県大会決勝を完封し台頭した。
日大三島は140キロ台後半の小川秋月ら投手層が厚い。桐陽は望月佑哉や鈴野佑月、磐田南は山田堅正といった好投手を原動力に春4強入り。連覇を狙う掛川西は甲子園を経験した佐藤駿斗、石川大峨、鈴木脩平の打撃に注目だ。一昨年の覇者、浜松開誠館も地力があり、ノーシードから上位をうかがう。(斉藤智子)