J2リーグ後半戦での巻き返しに向けて起用された、V・ファーレン長崎の高木琢也新監督(57)の就任会見が19日、ピースス…
J2リーグ後半戦での巻き返しに向けて起用された、V・ファーレン長崎の高木琢也新監督(57)の就任会見が19日、ピーススタジアム(長崎市)であった。高木氏は「指導者として監督という役割に喜びはあるが、チームをしっかりと立て直していく責任の重さも同時に感じている」などと語った。
長崎はリーグ前半19試合を終えて8位。攻撃は32得点と好調ながら、失点も同じ32点あり、上位に食い込めずにいる。
高木氏は「今の選手たちのキャラクターを見た時、やはり攻撃力があるチームでいてほしい。そこにブレーキはあまりかけようと思っていない」。ここ数日の練習で選手たちの技術の高さを再認識したといい、守備面も含め「やってきたことが、こうすればもっとよくなるという『足していく作業』をしたい」などと話した。
高木氏は県出身で国見高校卒。サンフレッチェ広島などでプレーした後、Jリーグの複数のクラブを監督として率いた。V・長崎では2013年に監督に就き、17年にJ1昇格に導いた。(寿柳聡)