開幕からセ・リーグで首位の座を保っている阪神。(C)Getty Images 今季のセ・リーグは、開幕から藤川球児監督の…

開幕からセ・リーグで首位の座を保っている阪神。(C)Getty Images
今季のセ・リーグは、開幕から藤川球児監督の下、新体制を発足させた阪神が快進撃を展開。いわゆる“団子状態”から抜け出し、好調を維持したまま、6月3日からの交流戦を迎えた。
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しかし、そこで猛虎は躓いた。交流戦開幕6連戦こそ5勝1敗と好スタートを切った阪神だったが、6月10日の西武戦から痛恨の7連敗。投打がかみ合わない戦いによって、交流戦前の勢いは下火となり、停滞ムードは否めなかった。
ただ、6月20日時点で阪神は首位の座に就き続けている。なぜなら、猛虎の失速と歩調を合わせるように、セ・リーグの他5球団も急降下する珍しい現象が起きていたためだ。交流戦では1位のソフトバンクを筆頭に上位6チームをパ・リーグ勢が占拠。一方でセ・リーグ勢は、7~12位に甘んじ、借金生活に突入した。
虎追撃の急先鋒であった2位DeNAは6勝9敗と負け越し。さらに広島と中日が7勝8敗で、巨人が4勝9敗、ヤクルトが4勝10敗と、パフォーマンスは一向に上がらず。いずれも泥沼の連敗で苦しんだ阪神を追い詰めるには至らなかった。
日本球界で生じた「阪神優位」が変わらない不思議な状況下は、国外でもクローズアップされている。
韓国の日刊紙『朝鮮日報』は「7連敗を喫してもチームの順位は変わらない。阪神は堂々と1位の座を堅固に守っている。2位がすぐ後ろまで迫ってきたわけでもなく、今季最長の3.5ゲーム差を維持している」と指摘。さらに今交流戦のセ・リーグ勢の戦いぶりを「大型連敗を喫した阪神と同様に全チームが迷走した。今の交流戦の順位表を見ると、驚かされる。前例のない異常な状況が起きている」と評した。
国内外で驚きを呼んだセ・リーグ勢の現状。その行く末もまた、交流戦の“妙”とも言えそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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