◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 初日(19日)◇フィールズランチ イースト (テキサス州)◇6…

古江彩佳がツアー自己ワーストスコアで出遅れた

◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 初日(19日)◇フィールズランチ イースト (テキサス州)◇6604yd(パー72)

最終9番(パー5)、上から7m近いバーディパットがカップ右を抜けた。古江彩佳がバーディなしの5ボギー1ダブルボギーで日米ツアー自己ワースト「79」となり、7オーバー135位と大きく出遅れた。

ティショットがバンカーにつかまった最初の10番でいきなりボギー。折り返しの18番では、1打目をフェアウェイの中央にあるバンカーに打ち込み、2打目もミスして小川が流れる谷に落とした。150yd近い距離を5mほどにつけた4打目で必死のリカバリーを見せても、下りの難しいパットを決めきれずにダブルボギーを喫した。

珍しくショットが乱れた

「ショットが安定していなかった部分が、そこ(18番のバンカー)に入れちゃった理由かな」。フェアウェイキープ率57.14%(8/14)はフィールド134位タイの数字。シーズンの同スタッツで4位(82.57%)につける曲がらない選手の代表格でもあるだけに、その乖離が際立つ。

開幕前には修正を図っているとしたスイング面。「それ(修正点)とも、また何か違う感じだった」と違和感をぬぐえなかった。後半6番からは3連続ボギー。アンラッキーな跳ね方でグリーンを外れる場面もあり、パッティングでもカバーしきれずにスコアを落とした。

スローな進行でかなり待たされるホールも

「(バーディが)ひとつでも欲しかったですけど、スコアを気にするよりは自分の集中したショットができたかどうかにフォーカスしていた。それができたこともあったし、できなかったこともあった。あしたも自分が思った通りに打てるかどうか次第かな」。本来の状態を取り戻せば、タフなコースでも結果はおのずとついてくるはずだ。(テキサス州フリスコ/亀山泰宏)