カグリオーンのメジャー初本塁打に「インクレディブルだ!」【MLB】ロイヤルズ 4ー1 レンジャーズ(日本時間20日・テキ…
カグリオーンのメジャー初本塁打に「インクレディブルだ!」
【MLB】ロイヤルズ 4ー1 レンジャーズ(日本時間20日・テキサス)
まさかの打球に衝撃が走った。ロイヤルズのジャック・カグリオーン外野手が19日(日本時間20日)、敵地でのレンジャーズ戦でメジャー1号を含む1試合2発の活躍を見せた。「6番・右翼」で出場すると、2点リードの2回に高めのボール球を捉えた。
出場14試合目でメジャー初本塁打を右中間のスタンドへ。打球速度106.5マイル(約171.4キロ)、飛距離387フィート(約118メートル)の一発は“記録的”な一撃だった。
MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)で「カグリオーンのキャリア初本塁打は地上から4.22フィート(約1.3メートル)離れた球を捉えた本塁打だった」と投稿した。さらに「MLB公式でリサーチャーを務めるジェイソン・バーナード氏によると、スタットキャストの計測が始まった2015年以降で、キャリア初本塁打のなかでは最も高い球だった。これまでの記録はトラビス・ブランケンホーン内野手の3.87フィート(約1.2メートル)だった」とも明かした。
衝撃の一撃を見たファンは「ワオ」「4.22フィートよりも高かったような気がするけどね」「この男はインクレディブルだ!」「ビーストだ!」などとSNS上で反応。逸材の今後を期待する様子がうかがえた。
カグリオーンはフロリダ大で投打二刀流として活躍し、米メディアからは「ジャックタニ」という愛称もつけられた大器。同大では最多の通算75本塁打に加え、投げても昨季16試合に登板して5勝2敗、防御率4.76をマークし、同年のドラフト全体6位指名でロイヤルズに入団した。
今季は2Aで38試合に出場し、打率.322、9本塁打、43打点、OPS.947を記録。5月20日(同21日)に3Aに昇格後は12試合で打率.319、6本塁打、13打点、OPS.1.093と結果を残していた。メジャー昇格後は試合前の時点で13試合で打率.196、0本塁打、2打点だった。(Full-Count編集部)