大関が7回2失点の好投で今季5勝目をマーク ソフトバンクは19日、マツダスタジアムでの広島戦に16-2で勝利した。栗原陵…

大関が7回2失点の好投で今季5勝目をマーク

 ソフトバンクは19日、マツダスタジアムでの広島戦に16-2で勝利した。栗原陵矢内野手が初回に先制の2点適時二塁打を放つと、7回には4号3ランを右翼席に叩き込んだ。9回の押し出し死球も含め、6打点の大暴れだった。今季2度目の6番起用となった嶺井博希捕手も初回に4号2ランを放つなど、3安打4打点の活躍を見せた。先発の大関友久投手は7回2失点の好投で今季5勝目をマーク。試合後に取材対応した小久保裕紀監督の主なコメントは以下の通り。

ーー打線がしっかりと得点重ねた。
「大関は今の投手陣の中でも安定感があるので。しっかりゲームを作ってくれるだろうというところで初回に4点。普通なら守りにいきがちだけど、彼はそうならないので。(5回に)2ランを打たれるまでゼロで行ってくれたことが勝因ですね。

ーースクイズも決めた。
「あのまま送りバントでも良かったんですけどね。たまたまいいところに転がって、(三走の)嶺井のいい判断でしたね」

ーー栗原選手が6打点を挙げる活躍ぶりだった。
「そのまま上がってくれたらいいし、本人の中ではあのエラーもそうだけど、(5回)ワンアウト二、三塁でのキャッチャーゴロ。あそこで何とか外野フライを打ってほしかったですね。当然求めるものは大きいですし、現状維持で満足しちゃいけない選手なので」

ーー日本ハムを追う上では彼の復調が鍵になる。
「それは間違いないですね」

ーーロベルト・オスナ投手は1軍に帯同しながら状態を上げてもらう形か。
「そうですね。きょうは病院に行っているのかな。状態確認です」

ーー診断次第で復帰時期も変わる?
「まだ何も聞いていないので」

ーー甲子園には帯同する?
「多分来ないと思います」

ーーこの日出場選手登録された津森宥紀投手が好投。
「きょう一番の収穫ですね。(2軍に)落ちる前と全然違う姿だったので。中継ぎ陣が薄くなっている中で、あのピッチングを続けてくれれば、勝ちパターンに入れられる可能性は見えてきましたね」(長濱幸治 / Kouji Nagahama)