【MLB】ドジャース 8-6 パドレス(6月17日・日本時間18日/ロサンゼルス)【映像】大谷、登場曲で“異様なムード”…
【MLB】ドジャース 8-6 パドレス(6月17日・日本時間18日/ロサンゼルス)
その曲は、まさにこの男のために用意されていた。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でパドレス戦に先発出場し、8回裏の第5打席、一、二塁の場面でバッターボックスへ。チャンスでスターに打順が巡り、客席から大歓声が響いたが、場内に流れる登場曲と相まって、ドジャー・スタジアムは熱狂的な雰囲気に包まれていた。
ナ・リーグ西地区同士のライバル対決は、日本時間17日にドジャースのパヘスが死球を受けて一触即発となる中、この日も3回にパドレスのタティスが死球を受けた直後、大谷が“報復”とも取れる死球を受けるなど荒れ模様。試合展開も一進一退の攻防を見せ、終盤に入っても1点を争う激しさを見せていた。
そんな中で、この男に出番がやってきた。8-6とドジャースが2点をリードする8回裏、1死一、二塁で迎えた、大谷の第5打席だ。ここで、パドレスはピッチャー交代し、6番手アドリアン・モレホンが登場するが、何よりも注目は、大谷の“登場シーン”だった。
場内には大谷が昨季プレーオフ期間に登場曲として使い始めたマイケル・ブーブレの「Feeling Good」が流れると、ファンは絶好のチャンスにスターが登場したことで、大きな大きな歓声で大谷に声援を送ったのだ。アップテンポというよりは、ムードあふれる曲ながらも、醸し出される空気感は、独特のものだった。
このシーンにはファンもABEMAのコメント欄で「良いとこで大谷さん!」「曲がエロいw」「かっこええ」「ここで大谷曲カッコ良すぎるw」と、期待を寄せる言葉を寄せていた。
しかし、この場面はカウント2-2からの5球目、低めに決まったストレートに手が出ず見逃し三振となり、チャンスを生かすことはできなかった。この日は4三振と振る舞わなかったものの、その存在感はやはり圧巻だった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)