第107回全国高校野球選手権大分大会(朝日新聞社、大分県高野連主催)の抽選会が18日、大分市であり、出場42チームの組…
第107回全国高校野球選手権大分大会(朝日新聞社、大分県高野連主催)の抽選会が18日、大分市であり、出場42チームの組み合わせが決まった。
春の九州大会で4強入りし、5連覇がかかる明豊は初戦の2回戦で、杵築―中津東の勝者との顔合わせ。今春の選抜大会に出場し、2003年以来22年ぶりの夏の甲子園出場をめざす柳ケ浦は、津久見―竹田の勝者と対戦する。
大会は7月6日に大分市の別大興産スタジアムで開幕する。決勝は同26日の予定。
■大分大会の展望(前年優勝校 明豊 前年参加チーム数43)
昨秋と今春の県大会を制し、5連覇を狙う明豊が軸となる。今春の九州大会で代打満塁本塁打を放つなど、鮮烈デビューをした1年生の川口琥太郎に注目したい。
昨秋の九州大会で4強入りし、今春の選抜大会に出場した柳ケ浦は「粘り強く泥臭いプレー」が身上。継投と守備力で、22年ぶりの頂点を目指す。
大分舞鶴は過去4年で3度、決勝に進んだが、いずれも明豊に敗退。制球力に磨きをかけるエース秋田康介を中心に、「悲願」の夏制覇に挑む。大分や別府翔青、大分商、藤蔭、大分豊府なども県内の大会で好成績を残しており、上位進出をうかがう。(大村久)