藤浪の直近8試合は無失点と状態を上げていた(C)Getty Images マリナーズ傘下3Aタコマは所属していた藤浪晋太…
藤浪の直近8試合は無失点と状態を上げていた(C)Getty Images
マリナーズ傘下3Aタコマは所属していた藤浪晋太郎を自由契約にしたと17日、発表した。
米球界3年目となった今季、藤浪はマリナーズとマイナー契約を結び招待選手としてキャンプに参加していたが、ここまでメジャー昇格はなかった。
【動画】圧巻の3者連続三振! マイナーで見せる藤浪晋太郎の奪三振ショー
マイナーで21試合に登板、2勝1敗、防御率5.79。4月までは乱調だったが、最近は直近8試合連続無失点と状態を上げていた。
NPBでは大阪桐蔭から2012年にドラフト1位で阪神に入団。ルーキーイヤーの2013年から3年連続で2桁勝利をマーク、大型右腕、若きエースとして一気に注目を集めた。
今後は日本球界復帰も視野に入れると伝えられる中、早くも剛腕の去就をめぐって、日本のファンの間からも様々な声が飛び交っている。
XなどSNS上では現在古巣の阪神では救援陣が苦しむとあって、「阪神へ帰ってこないか」「今の阪神を救えるのは藤浪投手だけです」という熱いラブコールや、かつて剛腕再生に熱弁をふるっていた新庄剛志監督率いる日本ハムにも注目が高まっている。
「新庄ファイターズの藤浪も見たいかも」「新庄監督のような指導者の下で再生するのも見てみたいな」「新庄日ハムのほうが合ってる気がする」という声もあがる。ほかにも「巨人には行かんといてな」と様々な去就を占う声が上がっている。
これほどまで反応が拡がるのも、誰もが認める潜在能力の高さゆえだろう。すでに今季のマイナーの試合でも161キロを記録したことが伝えられるなど、制球力は課題とされるが、しっかりと投げ切ったときの出力の大きさは半端ではない。
果たして夢を追って海を渡った剛腕が、再び日本球界で見られる日は来るのか。今後も注目の存在となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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