第33回abnスポーツ大賞(長野朝日放送主催)の贈呈式が17日、長野市のホテルで開かれた。2024年度にスポーツで優れ…
第33回abnスポーツ大賞(長野朝日放送主催)の贈呈式が17日、長野市のホテルで開かれた。2024年度にスポーツで優れた成績を残し、県民に夢と希望を与えた11選手、3団体が表彰された。
「駅伝王国長野」として大賞に選ばれたのは、全国制覇を果たした全国都道府県対抗男子駅伝の県チーム、佐久長聖高駅伝部、長野東高陸上競技部女子駅伝チーム。都道府県対抗も率いた佐久長聖高の高見沢勝監督は「長野は中学生が駅伝に対して高い意識を持っていることが、上の世代にも刺激になっている」と喜びを語った。
カナダ代表として県内出身者では初の夏季五輪個人優勝を果たし大賞を受賞したのは、柔道女子の出口クリスタ選手(松商学園高出)。「賞に恥じない人生を歩んでいきたい」とメッセージを送り、来月の国際大会から本格復帰することを明らかにした。
贈呈式の模様は、29日午前10時20分からabnで放送される。
大賞以外の受賞者は次の通り。(敬称略)(志賀英樹)
【新人賞】佐々木泰雅、関口綾野(いずれもスケート、小海高)、前田知沙樹(スキー、松本大出)、納庄千寿(柔道、佐久長聖高出)
【特別賞】中島洋治(車いすカーリング、岩村田高出)、長野県スケート連盟、信濃グランセローズ(プロ野球独立リーグ)
【オリンピック賞】小林唄(アーティスティックスイミング、長野南高出)、和田彩未(同、上田西高出)、大岩義明(馬術、nittoh)
【パラリンピック賞】堀越信司(マラソン、長野市出身)、平林太一(ブラインドサッカー、松本美須々ケ丘高出)