佐藤は移籍後初出場の試合で打点、ヒットをマークした(C)産経新聞社 中日に西武から金銭トレードで移籍した佐藤龍世は17日…

佐藤は移籍後初出場の試合で打点、ヒットをマークした(C)産経新聞社
中日に西武から金銭トレードで移籍した佐藤龍世は17日のオリックス戦(バンテリン)に「5番・三塁」で先発出場。
三塁手、高橋周平の負傷もあり、15日の西武・中日戦後に慌ただしく発表された電撃トレード。
【トレード】西武・佐藤龍世が中日に金銭トレード!!『巨人に行かれたら相当厄介だった』高木豊が考える最適な起用法は…?ドラゴンズAクラス入りの条件は…”オールスターまでに貯金???個”【プロ野球】
佐藤は17日にバンテリンドームで入団会見を行い、そのまま本拠地でスタメン出場と慌ただしい1日となったが、1点を追う1回一死満塁の場面でしっかりと同点の中犠飛を決め、役割を果たすと8回にも移籍後初安打となる二塁打もマーク。持前の勝負強さを本拠地ファンにアピールし、合流が歓迎された。打線強化が課題とされるチームで今後の活躍も期待されている。
中日の電撃トレードについて球界OBからも考察の声が上がっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は17日に自身のYouTubeチャンネルに「【トレード】西武・佐藤龍世が中日に金銭トレード!!『巨人に行かれたら相当厄介だった』高木豊が考える最適な起用法は…?ドラゴンズAクラス入りの条件は…"オールスターまでに貯金???個"【プロ野球】」と題した動画を更新。移籍した佐藤について語っている。
昨季も西武では4番を務めるなどパンチ力が持ち味の佐藤に関して高木氏は中日の目論見として、岡林勇希が好調なだけに周囲を支える打の柱が欲しかったとした。
その上で佐藤に関しては今年3月に寝坊によるペナルティとして3軍降格が伝えられるなど野球以外の面で足を引っ張ることが多かったことで、高木氏も才能を認めながら、もう1度花開くためには「団体行動取らないと。根性据えてやらないと、先はない」と厳しい口調で助言も忘れなかった。
中日の今後に関しても「オールスターまで(勝率)5割、貯金3つ作ろうやといければ、十分戦える」とペナントレース争いに食い込めると見る。特に今夏は6月から連日30度以上の猛暑が各地で続いているとあって、本拠地がドーム球場の球団に有利と見る。
「ドームの球場がどれだけ楽か」と練習量なども通常と変わらず担保できることで、その点でも戦いには大きいとした。
さらにオーダーに関しても今後、ファームで故障から復帰を目指して調整中の主砲、細川成也が1軍合流となれば、「使い勝手のいい選手」でもある佐藤は2番など上位打線を託しても面白いと指摘。
また井上中日に加わった新戦力を他球団がどう見るかについても考察を加えた。
15日に電撃トレードが発表された際にはファームでもしっかり結果を残していた右の長距離砲候補とあって、ファンの間でも「巨人は(獲りに)行かなかったのかな?」という声もネット上では散見された。
高木氏もこの点に関しては、「最初に巨人がサードで獲ってたら、(他球団は)ああ嫌だなと思ったけど」と推測しながらコメント。現在の巨人では秋広優人、大江竜聖と2対1の交換トレードで加わった三塁手候補、砂川リチャードが不振で2軍調整中とあって、「リチャードと比べると佐藤のほうが(他球団は)嫌だったなと」続ける場面もあった。
いずれにせよ、移籍後初出場は1安打1打点と名刺代わりのヒットも放った中日の背番号65がチームでどんな役割を担っていくのか。今後も注目の存在となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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