◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 事前(17日)◇フィールズランチ イースト (テキサス州)◇6…
◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 事前(17日)◇フィールズランチ イースト (テキサス州)◇6604yd(パー72)
前週、西郷真央は男子メジャー「全米オープン」のテレビ中継を見ていた。優勝スコアが通算1アンダーの超ハードセッティング。画面越しでリアルな状況はつかめなくても、「『その振り幅でそんなに行っちゃうの?』みたいな。自分は絶対にあんなコンディションじゃできないなって。恐ろしいです…」。傾斜もきつい高速グリーンに戦慄を覚えながら、改めてそこでプレーする選手たちをリスペクトしてやまない。
前週をオープンウィークにしていたから中継を見ることができた。4月「シェブロン選手権」を制し、米ツアー初優勝をメジャーで飾ったことによってスケジュール面で得られた恩恵も大きい。限定的な出場資格からスタートした昨季はルーキー・オブ・ザ・イヤー争いもあったため、出られる試合には全て出た。3週前の「全米女子オープン」も直前を調整に充てることで優勝争いに絡み、4位でフィニッシュした。
前週は日本から送ってもらった重心を微調整した1Wヘッドの到着が遅れる想定外はあったものの、しっかり練習することができた。何より、フレッシュな身体でタフなメジャーでの戦いに臨める。「連戦をしていくと、自分の悪いクセが出やすくなって、それに気付くのも遅れるし、直すのも遅れてしまう」。試合に出れば結果を求め、必ずしも自分が理想とするスイングではない動きで打たなければならない状況も生まれる。練習のみの調整を行うことで、そういったジレンマから解放され、ニュートラルな状態で振っていくことができる。
15日(日)から2日連続の9ホール、そして17日(火)は18ホールのプロアマとすでに2ラウンドを消化。初開催のコースで事前の情報収集も抜かりなく進めている。昼からプレーしたこの日は前日までとは打って変わって強風が吹き荒れた。「2日目が午後だから、警戒しないといけない」。ゆとりある調整が、あらゆるシチュエーションを想定した準備を可能にする。
前年7位に入った大会だが、舞台となったワシントン州サハリーCCは高い木々でホールをセパレートされた林間コースだった。「今まで回ったKPMGとも雰囲気が違う。ちょっと全米(オープン)っぽいコース。頑張ります」とイメージを膨らませた。(テキサス州フリスコ/亀山泰宏)