第2・3打席で連続適時打も…【MLB】ドジャース 6ー3 パドレス(日本時間17日・ロサンゼルス) 厳しい判定に声を上げ…

第2・3打席で連続適時打も…

【MLB】ドジャース 6ー3 パドレス(日本時間17日・ロサンゼルス)

 厳しい判定に声を上げた。ドジャース・大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地で行われたパドレス戦に「1番・投手」で投打同時出場。2打席連続タイムリー後に迎えた6回の第4打席、低めのボール球をストライクと判定され、納得できない表情を浮かべた。敵地放送局も思わず判定に同情した。

 663日ぶりのマウンドに上がった大谷は初回、先頭のタティスJr.の初球で98マイル(約157キロ)をマーク。2番のアラエスには最速100.2マイル(約161.2キロ)を計測した。マチャドに犠飛を浴びたものの、1回2安打1失点で降板した。平均球速は99.1マイル(約159.4キロ)。その後第1打席は三振だったが、第2打席で同点適時打。第3打席でもタイムリーを放った。

 6-3で迎えた6回の第4打席は左腕のペラルタと対戦。初球空振り後の2球目、シンカーを大谷は悠々と見送ったが、球審はストライクとコールした。大谷も怪訝な表情を見せると、ロバーツ監督もベンチから抗議する場面があった。その後、外角の球にバットが空を切り、三振に終わった。

 パドレス放送局「Padres Television Network」でも、まさかの判定に驚いたようだ。実況のドン・オーシロ氏は「ストライク判定で……オオタニは同意できないようです。タイムを要求して、(判定について)考えています」と話せば、解説のトニー・グウィンJr.氏も「公平に言うと、低すぎましたね」と続けた。大谷が三振に倒れると、グウィンJr.氏は「ゾーンよりも低い球をストライク判定されましたが、気持ちを切り替えることができていなかったように感じます」とし、2球目の判定が打席全体に影響を及ぼしたとした。

 8回の第5打席は四球で出塁し、今季成績を打率.300、25本塁打、OPS1.039としている。(Full-Count編集部)