【MLB】ドジャース 6—3 パドレス(6月16日・日本時間17日/ロサンゼルス)【映像】大谷、ボール球を“悪球打ち”衝…

【MLB】ドジャース 6—3 パドレス(6月16日・日本時間17日/ロサンゼルス)

【映像】大谷、ボール球を“悪球打ち”衝撃の一打

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・投手」でスタメン出場し、4回の第3打席で見逃せばボールの悪球を強引にライト前に運んだ。二刀流で出場した試合で、2打席連続となるタイムリーヒットを記録している。

 ドジャースに加入して以降では初めて投手としてマウンドに上がった大谷は、初回に28球を投じた。最速161kmを記録するなど、復帰登板の中で確かな収穫を掴んだ。

 投手・大谷が復活したこの試合で、改めて“二刀流”の凄さが話題を集めている。第2打席で自らの負けを消すタイムリーヒットを放つと、4ー2とリードして迎えた第3打席でもチャンスで結果を残した。

 2死一、二塁で大谷に打席が回ると、パドレスのシース投手が1ー0の2球目に投じた高めの98.3マイル(約158km)のフォーシームをバットに当てる。見逃せば確実にボール球だった悪球を強引にライト前へと運び、二塁ランナーのパヘス外野手をホームに返した。

 このバッティングについて、解説を務めた五十嵐亮太氏は「(あの高さの)100マイル近いボールをヒットにされたらピッチャーはたまらないですね」とコメント。自らも剛速球を武器としていた投手目線で、打たれたシースの心情を察していた。

 ABEMAのコメント欄やSNSでも話題を集めており、ファンは「いやどこのボールをヒットにしとるんや天才か」「投げて自分で得点稼ぐ大谷さん!」「打たれて取り返す大谷ムーブ帰ってきたな」と、二刀流の復活に歓喜の様子だった。

 663日ぶりに投手としても試合に出場した大谷は、5打席で4打数2安打2打点と"二刀流"の真骨頂とも言える暴れぶりでドジャースの6ー3の勝利に貢献した。次回の登板でもファンを楽しませる活躍に期待したい。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)