佐藤龍世は西武では1軍出場なし 17日のプロ野球公示で、阪神は前川右京外野手を1軍に昇格させた。中日は西武から移籍したば…

佐藤龍世は西武では1軍出場なし

 17日のプロ野球公示で、阪神は前川右京外野手を1軍に昇格させた。中日は西武から移籍したばかりの佐藤龍世内野手を登録し、代わって石川昂弥内野手が抹消された。

 前川は4年目の今季、オープン戦で打率.316、3本塁打、6打点と結果を残して2年連続となる開幕スタメンの座をつかんだ。3・4月は打率.307と活躍したが、5月に入ると14試合で打率.093と苦しみ、5月22日に2軍降格となっていた。2軍では13試合で打率.390と格の違いを見せつけていた。

 佐藤龍は富士大から2018年のドラフト7位で西武に入団。2021年8月にトレードで日本ハムに移籍したが、2022年オフにトレードで再び西武に戻った。通算324試合に出場し、打率.227、13本塁打、67打点。昨季はキャリアハイの93試合に出場し、7本塁打、出塁率.390を記録。今季、1軍での出場はないが、イースタン・リーグで首位打者に立っていた。

 このほか、4月に右前腕屈曲回内筋群筋損傷のため離脱していた日本ハムのアリエル・マルティネス捕手が1軍に復帰。阪神は前川とともにドラフト3位の木下里都投手を昇格。巨人はカイル・ケラー投手と横川凱投手、ソフトバンクは石塚綜一郎捕手、オリックスは東晃平投手をそれぞれ登録した。(Full-Count編集部)