7月11日に開幕する第107回全国高校野球選手権奈良大会(奈良県高校野球連盟、朝日新聞社主催)に向け、県高野連は15日…
7月11日に開幕する第107回全国高校野球選手権奈良大会(奈良県高校野球連盟、朝日新聞社主催)に向け、県高野連は15日、奈良県高取町の県立高取国際高校で審判講習会を開いた。審判部の約25人が参加し、正確な判定に必要な基本を確認した。
午前中は、実際の試合映像などを流しながら審判の位置取りや宣告の基本を確認。午後からは、高取国際、奈良女大付、橿原、青翔、十津川、奈良南の野球部員らが協力し、試合形式の実技講習を行った。
高校の頃から審判を務め、現在は会社員の丸山杏琉(あんり)さん(18)は、甲子園の動画を見ながら位置取りなどを勉強しており「球やプレーをしっかり見て、選手や観衆に信用されるジャッジをしたい」と意気込む。
上村謙審判部長は「3年生は最後の大会。集中力が持続するように声かけを行い、ベストを発揮できるような雰囲気を作りたい」と話した。(周毅愷)