6月15日放送の『ABEMAスポーツタイム』で、日本時間17日に先発投手復帰することが報じられたドジャースの大谷翔平選手…

6月15日放送の『ABEMAスポーツタイム』で、日本時間17日に先発投手復帰することが報じられたドジャースの大谷翔平選手について紹介。手術後の変化球のデータについて、元メジャーリーガーが“ダメ出し”する一幕があった。

【映像】大谷の投球練習に集結した“ヤジ馬”勢がスゴイ

これまで3度ライブBP(実践形式の練習)に登板し、156キロのストレートや多彩な変化球を披露した大谷選手。番組では好調ぶりを紹介しつつ、大谷選手やダルビッシュ有投手も受けたトミー・ジョン手術について、あるデータを紹介した。

そのデータとは、過去にトミー・ジョン手術を受けた日本人投手(大谷、ダルビッシュ・有投手、前田健太投手)の、手術前と本格復帰後のシーズンにおける投球割合だ。実は手術後、スイーパーやスライダーなど横にスライドする変化球の割合が大きく減っているという。

番組コメンテーターで元ジャーリーガーの川﨑宗則は、このデータについて鋭い視点であることを称賛しつつ「でも、このデータは出しちゃダメよ!」と注意喚起。「もし僕がバッターだったら“じゃあスイーパーは来ないな”と外すから!」と、打者にとっても重要なデータであることを指摘した。

そのうえで川﨑は「スイーパーやスライダー系は肘にかなり負担がかかる。だから(大谷選手も)復帰後には少し減るどころか、全く投げない可能性もある。それでも十分組み立てられるので」と、少なくとも復帰序盤は負担の少ない球種が増えるだろうと推察していた。

ファンにとっては待望の投手復帰の瞬間を迎えることとなるが、投球内容の変化の有無についても大きな注目ポイントとなりそうだ。
(ABEMAスポーツタイム)