大谷の復帰に対しては好意的な声が広まっている。(C)Getty Images ついに“偉才”が実戦のマウンドに立つ――。…

大谷の復帰に対しては好意的な声が広まっている。(C)Getty Images

 ついに“偉才”が実戦のマウンドに立つ――。指揮官から発表された急転直下の決定に、日米両球界は色めき立った。

 現地時間6月15日、ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督は、ジャイアンツ戦後の会見で、大谷翔平が本拠地で現地時間6月16日に行われるパドレス戦で先発登板を果たすと公表した。

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 無論、あくまで1イニング、長くても2イニングという制限下での“オープナー起用”。先発投手らしい複数イニングを消化するというわけではない。それでも「オールスターブレイク以降になる」と見られていた公式戦での復帰が予期せぬタイミングで舞い込んだ知らせに日本はもちろん、米球界でも大きな話題となった。

「彼は投手デビューの準備はできている。ショウヘイの登板にワクワクしている」

 そう期待を寄せた指揮官と同様に、エモーショナルな想いを記したのは、米スポーツ専門局『NBC Sports』のドジャース番を務めるマイケル・デゥアルテ記者だ。

 今回の衝撃的な復帰について「球団の戦略は慎重であると同時に、刺激的なものだ。ドジャースにとっては、オオタニの負担を少しでも軽くしたいという想いとともに、誰もが待ち望んでいたものを世界に見せたいという考えがあったのだろう」と私見を寄せた同記者は、「投手であり、強打者。彼はまさしく7億ドルの奇跡なのだ」と強調した。

 2023年8月23日のレッズ戦以来、663日ぶりの復帰となる。そんな二刀流としての大谷の価値を「奇跡」と評するデゥアルテ記者は、こうも続けている。

「たとえイニング数が限られていようとも、オオタニの復帰は、かすかな安堵と大きな希望を与えてくれる。これは単なる1イニングや2イニングの話ではない。これはリアルタイムで進行する歴史そのものなのだ。

 彼がメジャーリーグのマウンドに立つ姿は、忍耐と超越的な才能が交わる時に何が可能なのかを私たちに思い出させる。あらゆる挫折、大規模な手術、憶測を乗り越え、今、オオタニの周辺は救済ムードに満ちている。その一秒一秒が待つ価値のある瞬間となるはずだ」

 たとえ1イニングでも「価値がある」とされた大谷の復帰登板。その一挙手一投足は、国際的なトピックとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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